けっこう気になっていた龍が如くシリーズ。
気になったきっかけは「極」で稲葉浩志が主題歌を担当したこと。
なのでもう10年くらい前になるかと。
理由はさまざまあるとして、結局は遊ぶことはありませんでした。
数年前にYouTubeの実況配信を見つけてちょっと追いかける程度。
ただ肝心の主題歌は著作権の都合でカットということで。
とある実況者が龍が如く7までの配信を終わって、8はいつになるかと思ったらしばらく後になる感じ。
うーん。
しばらく待ったものの8を始める様子なし。
物語は気になるんで他の実況者のアーカイブで済ませようかと考えていたところ、先月だったかセールで50%OFFだったので自分で遊んでみようとついに決心がついた次第です。
※たぶんまだセール中ですのでご検討を。
決心がついた割には1ヶ月くらい積んでましたが。
経緯はざっとこんな感じ。
■プレイ感想
一言でいうと、ゲームの総合科目。
とにかくいろんなゲームジャンルの要素がつまっているので、他のゲームを遊んでいない人は非常に難しいんじゃないかと思います。
どういうゲームかはシリーズ初見ではないのでなんとなく知ってはいました。
進めるポイントなんかはわかっていたのでそれなりにサクサクと。
ただ過去作よりはマイルドだった印象で、キャラ育成が過剰だったかもしれません。
ガチャピンとムックが登場するドンドコ島。
ここが今作の金策コンテンツだと踏んで一気にSランクまで。
それまで1000ドル程度しか持っていなかったのに島を出たら50万ドル(5000万円)くらいになっていてそれから一気に難易度緩和。
装備にアイテム買いまくりでバトルパートのストレスが解消されたのは良かったです。


物語は二転三転と面白く堪能することができました。
自分の人生を生きるということはどういうことなのか、悔いのない人生とは自分にとってなんなのか。
今やりたいこと、いつかやりたいこと。
ついつい考えてしまう場面が多かったです。
エンディングノートというのは早くても今と少し未来のことを考えて書き留めることは日々の強く生きる助けになるでしょう。
一晩寝て起きたらいろいろ思うことが出てきたのでそれについて。
今作は桐生一馬の総集編のような作りになっていてラストもそんな感じだったのでそれについての感想だけになってしまいましたが、もう一つ春日一番について。
8にはサブタイトルがないことは気になっていましたが、7の「光と闇の行方」のもう一つの話なのかと思いました。
光ある人生になるか闇に堕ちてしまうのか、人生はちょっとしたタイミングのズレ、解釈の仕方でどちらに転んでもおかしくありません。
見る方向が違うことで正義にも悪にもなってしまうことも多い。
春日一番と荒川真斗との対比に続き、春日一番と海老名正孝の対比。
この3人はどこで入れ替わっていてもおかしくなかったかもしれないと思う一方でそれは他責ではないかとも思う。
人生に環境が大きく影響することは当然として、その環境をどう捉えるのかはその人次第でもある。
荒川真斗は尽くしてくれる人たちのことへの感謝の気持ち、海老名正孝はヤクザとして生きずに済んだことと拾ってくれた海老名さんへの感謝の気持ちが足りなかった。
ここが春日一番との大きな違いだった。
その後、荒川真斗は海外で手術を受けて歩けるようになり他人に成り済ましたとはいえ都知事になるほどの才覚を発揮した。
海老名は警察官僚になれるほど勉学環境は恵まれていたはず。
いくらでもやり直せたんじゃないかと思うし本人の努力があってこそだが春日一番よりはよほど恵まれていたとも思う。
そう考えてみると春日一番はポジティブすぎて現実を変えるような努力を最も怠っていたのではないかと。
「まるで成長していない」とも言える。
あくまでも私の視点から見た3人だが人によってはまた違う解釈もするだろうし、私も明日になれば変わるかもしれない。
まあ現実の人生や物事は光と闇、正義と悪、0か100と割り切れないしどうしても客観的になれないというのがフィクションとの大きな違いなんですが。
春日一番がお人好し過ぎて感情がついていかない部分もありましたが、どうにか最後はいい形に収まったと思います。
なにより過去作と違って死人が少なくて安心しました。
過去作の感じだと海老名、沢城、エイちゃん、茜さんは死んでたかな。
まあ、過去作を遊んでもいないし動画も全部追ったわけじゃないんでなんとも、だが。
あと桐生一馬も。
そして一番言いたいこと。
ソンヒが可愛い!
おまけに強くて最高。
桐生とうまくいってほしいと思っていたら薫という女が登場してややモヤったが、薫についてはよく知らなかったので私はソンヒを応援するね。
シリーズファンには怒られるだろうか。
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