【囲碁】12月はいきなり天元戦、決める踏ん張るかの第4局

【12/1】
【第4局】第48期天元戦挑戦手合五番勝負【関航太郎天元 vs 伊田篤史九段】

ここまで伊田九段の2−1と奪取にリーチ。
10月3日に開幕してようやく第4局と非常に長い戦いになっています。
10月11月は他にも大きな棋戦が決着するので、天元戦は思い切って12月に一気にやってみてはどうかと。
12月は対局が少ないのか、中継もほぼないので喜ぶ人は多いと思います。(対局者は大変)

伊田九段はタイトル獲得まで1勝と迫っていますが、この1勝が遠く無念にくれた棋士がどれほどいたか。
なんとなく押し気味ではありますが、絶好調という感じではない点が伊田九段サイドの不安要素。
本因坊リーグと名人リーグをどちらも決勝で負けているので、ここは絶対に落としたくないところ。
とは言え、気負いすぎるとよくないし、負けても後1局あるからと気を抜くのもよくない感じがします。
大きなところで2回負けているため拭えない悪い予感。

精神的に乗り越えたらモノできるのか、モノにできたら精神的に乗り越えられるのかはわかりませんが、負けると棋士人生が大変になるかも。
タイトル戦なので当然ですが大きな分岐点となる1局となるでしょう。

勝ち上がりを振り返ると、張栩九段、井山3冠、一力棋聖に勝っていて文句ないというか、これでタイトル取れなかったら不憫というか・・・。

関天元については他で名前が上がらないのでよくわかりません。
好き嫌いではなく、情報がないのでコメントするネタがないのです。

【農心杯】
絶望的な状況には変わりないものの、井山さんが勝って日本は最終ラウンドまで生き残ることができました。
あと3勝して中韓の大将まで引っ張り出せたら、参加国としての面目は立つんじゃないかと。
第3ラウンドですぐ負けてしまうと、優勝が決まるまでの数日が非常に長くなります。
蚊帳の外。
話に参加できない飲み会のような地獄の時間を刻むことになります。

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