【簡単解説】Pルパン三世~復活のマモー~

Pルパン三世~復活のマモー~が今月の始めから導入されました。
みなさん打ちましたでしょうか?


(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV, (C)HEIWA

3回くらい打ったときの感想は・・・よく分からないのひと言。
打った後に何も覚えてないんです。
遊んだ感じがしなくて、それはお金を使った感覚がないことにもつながり、気がついたら金が減ってるという理不尽な現実にただ汗をかくだけ。

・・・俺は一体なにを?

誇張しているようですが遠からず、ではないでしょうか。

それから記憶喪失の恐怖に抗いながらも何度打って最近ようやく分かってきたので、簡単に解説してみたいと思います。
分かってきたというのは、記憶喪失の原因です。

まず、大迫力の筐体
それからアンバランスな演出
最後に謎のスペック

演出の分かりにくさはシンプルに楽しさを損ないます。
何がどうなったらアツいのかがさっぱり。

なんかの演出が流れて、ここが赤ならチャンスで金ならアツいんだなとかそういう分かりやすさ。

液晶演出はこのさい諦めるとして、筐体の上部が動いたら当たり確定でよかったのではないでしょうか。
ただのチャンス演出ということがバレてしまっては、実際に動いても気にしない、そもそも気がつかない残念ギミックとなってます
ギミックは盤面にあるマモーの目と手だけで十分に面白い演出が作れたと思います。

何がアツいの分からないというのは期待しないことにつながります。
期待してハズれた残念さがあるように、期待してなくて当たる虚しさというのもままあるものです。
当たれ当たれと期待してからの当たりが一番気持ちがいいのは・・・異論はないんじゃないかと。

アンバランスな演出が損なう楽しさは次の稼働に影響がでますので、本当に大事なんですよ。

あと筐体について期待度以外にひとつ。

でっぱりが邪魔。
右手でハンドルを持っているんで貸出ボタンは左手で押すことになるんですが、押しにくいったらない。
他機種にもこういったものがありますが、設計する人は気にならなかったのでしょうか。
これ結構なストレスになります。


当時は邪魔だと思っていたピストルのギミックも今見るとすごくシンプル。
これを許したから調子に乗ったのか、不評だったからエスカレートしたのかは分かりませんが・・・。

で、なんかよくわからず当たってからも理解が大変。

そもそも公表値のスペックが表面上の数値なんです。
これを知るだけでも理解が進むし、何が起きたのかが分かるだけでも理不尽さがなくなります。


※公式サイトより
公表値はこうですが、中身は違います。

詳細な数値は諸事情により省略しますが、通常時の当選確率は約1/20弱で抽選されています。

そんなわけあるかって?

これです。
これが2R電サポなしの当たりなんです。

当りの9割以上がこれを占めているので、表面上の当たり確率が1/319.8となるわけです。
だから通常時にうれしい、おトク演出と言っていますが、実は残念演出でした。

図柄揃いにも振り分けがあります。
10R電サポ次回・2R電サポ次回・10R電サポ14回

電サポ次回ならいわゆる確変で約60%あって、電サポ14回だと14回(+保留4回)での当選を目指すことになりこれらの合算が突破率83.4%となるわけです。
ちなみに確変中の当たり確率は1/20強となっていますが、細かいことは気にしない。

10Rを7回消化すると電サポでの引き戻しを目指すことになります。
これも分かりにくい。
演出上では高速消化しているようですが、実は電サポ23回まで。(ごくまれに100回)
で、この23回(+保留4回)で1/20くらいの当たりを引き戻せる確率が71.5%で、これがループ率になります。

この流れがスムーズにいくと2000発の大当たりが高確率でループしているように見えるわけです。
ボーナスの払い出しは10R1カウントですが、アタッカーがデカく平均2個弱拾うようで、1回のボーナスで約300発弱これが7回リミットで約2000発という計算です。

これは規制の隙をついた作りになっているのか、ボーダーはかなり低めに算出されています。
以前のMAXタイプくらいの感じで。

プロなら捻り打ちで3個入賞が狙えたりするんでしょうか。

以上、簡単に解説。

意味が分かったからと言って勝てるわけではないですが、意味が分からず金を突っ込むよりは遥かにマシというもの。
見せ方の悪さが邪魔して勝てるイメージが湧かないかもしれませんが、スペック自体はかなりいいようなのでもう2万くらい粘ってみよう。

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