【囲碁】12月2週目、日中対決と王座戦最終局

天元戦をなぜか先週(1週目)扱いで紹介していました。
結果はご存知、関天元の誕生で幕。
七大タイトル獲得は入段最速記録・・・なのに大したニュースにならず。
最年少もつかないとダメなのか・・・。

私の心配は大きなお世話で、このシリーズは内容も一力天元を押していました(負けた第2局も)ので、天元戦に懸ける気持ちが相当高かったようです。
(タイトル戦に懸けない棋士はいないが)
対する一力天元は精彩を欠いていたように思います。

一力九段は来年の棋聖戦挑戦が決まっている状況ですが、立て直せるかどうか。
すぐに戻ってくると思われがちですが、相手が勝手に負けてくれるわけではないので甘くないです。
いつまで打倒井山の筆頭でいられるのか。

【12/8】
第22期阿含・桐山杯日中決戦【許家元桐山杯-辜梓豪中国阿含桐山杯】

阿含桐山杯の日中戦。
相手の辜梓豪は去年の農心杯で負かされています。
井山四冠が農心杯で注目されて、ここで勝てば日本やるじゃんの雰囲気の後押しになるかと。
許家元桐山杯は農心杯でも一勝上げているので気持ちを強く。

【12/9】
【第5局】第69期王座戦挑戦手合五番勝負【芝野虎丸王座-井山裕太棋聖】

芝野王座が踏みとどまり最終局へ。
予定の構想ではなかったと思いますが、機転を利かせたのか出来上がった図は非常に冴えていました。
アマチュアの級位者低段者が学ぶこととしては、ダメづまりは怖いということ。

かなり調子を落としていた印象の芝野王座でしたが、この王座戦はいい感じに打てていると思います。
カド番を踏みとどまって押し返す井山挑戦者のお株を奪えるか。
個人的には芝野王座の防衛を期待しております。

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