著:森博嗣
勉強は価値がある。
勉強は楽しい。
何でもいいから勉強してみること。
簡単にまとめるとこんな感じだが、肝心なところは第1章の勉強とは何か? という話。
まず教わることは勉強ではない。
勉強は知識を得ることではなく疑問を得ること。
そして自問自答を繰り返し自分なりの答えを導き出すこと。
これが勉強というもので、疑問を得ることは『自分の勉強を発見する』ことでもある。
ここに大きな価値がある。
これは勉強の仕方の本ではない。
方法は各自が考えることで、それが勉強である。
勉強という抽象的な行為について新たな気づきを得られる1冊。
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