ようやくクリアできたので感想など。

はい100点。
先に点数言います、これは100点です。
ゲーム性、ストーリー、キャラクター、映像、演出全て最高。
受け流しや弾きのチュートリアルが序盤にくるため敵の攻撃をいなして後の先を取るゲーム性と思われる人が多いと思う。
いわゆるパリィゲーのような。
ところがしばらく遊んでみれば気がつくが、こっちからガンガン攻めた方が明らかに討伐が早い。
と言うのも、ここが本作におけるアクションの最大の肝、攻撃時のキャンセルがかなり効くように設計されている。
斬って斬って斬りまくって、敵が仕掛けたときに受ければ大体入力を受け付けてくれる。
こちらの攻撃があまり隙にならないようになっている。
このおかげで待ちゲーにならないように工夫されている。
もちろん慣れないうちや勝利目前では慎重に待って確実に受けることも大事になってくる。
戦闘序盤はとにかく攻めよう。
こっちが攻めることで敵の攻めを誘発でき、それが討伐を早める要素になっているしゲーム上達の近道でもあると思う。
本作の難易度は高いと感じるが、楽しさとリトライのしやすさでバランスが取れている。
ストーリーも清濁の配合がよく、やや濁っているものの後味はすっきり。
絶妙な苦味が達成感をうまく引き立たせている。
キャラクターは敵味方全員最高。
敵はとことん敵だし、味方は最後まで味方。
本作の紫式部は発明といっても過言ではない。

本編では紫式部をじっくり見ることが許されない。
紫式部の追加DLCを早く!
表情の作り方は本作の一番の特徴でしょうか。
他のゲームでは見たことがないくらい表情筋が動きます。
この技術を本作だけで終わらせるのはもったいないので早く次回作を。
舞台である京都をどれだけ再現できているかは不明だが、私は一度京都に行ったことがある。
たった一度で何の感慨が? と思われそうだが私にとっては生涯の思い出になるほど大切な記憶である。
清水寺、嵐山、渡月橋と思い出の地が舞台になったことも本作を楽しめた一因だと思うので、縁もゆかりもない人はこの補正は働かない。
ファストトラベルが不便なマップという印象しか残らなかったかもしれない。
悪いところももちろんあった。
カメラワークの問題やら移動の不便さ、物語の勢いを止める獄窓、サブクエストがワンパターンだったり。
それでもこれらマイナス要素が帳消しになる程にプラスが大きすぎた。
私のゲームレビューの点数はゴッドオブウォーを100点とした採点基準を取ってきたがついにそれに並ぶ作品が登場したと感じた。
なんなら超えているといってもいいくらいの。
私の中では間違いなくGOTY。
しかし本作がそれを受賞することは難しいということはわかっている。
今年はこれから時のオカリナとGTA6がリリースされる。
作品の出来は今の時点では不明とはいえ両作品とも世界基準で期待されている作品であり、一方で鬼武者は武蔵、巌流、義経、紫式部、出雲阿国、かぐや姫と日本の歴史に寄りすぎている。
悪大将があの義経!? という日本人ならインパクトのある演出も海外では単にラスボスの名前が出ただけに止まってしまう。
アクションの楽しさとキャラのかっこよさでどこまで票を伸ばせるか楽しみにしておこう。
本作のレビューは以上だがもう少し本作について考えてみる。
続編か拡張DLCを期待したいが…。
まず難易度が高い。
私は剣戟でやったので活劇がどのくらいかはわからないが、本当に難しいと思った。
頭が痛くなるし休憩も多くとったし肩から背中にかけて軽く筋肉痛も起こった。
こんなに全神経集中させてゲームをするのは、ゴッドオブウォーラグナロクの裏ボス以来。
9月14日時点でPS5のクリア率が18%。
物語の続きを展開するにはまだ低過ぎる。
難しいなら活劇でやればいいと思うだろうが、本作は剣戟アクションと謳っているわけで。
それなら剣戟でやり遂げたいじゃんって。


難易度について補足。
私の探索不足により力の解放イベントをやっていなかった。
マップ上にアイコンが出ていたんで場所は知っていたが本編でいずれ訪れる場所だろうと思い放置していた。
クリアしても力は解放されなかったし、この場所にも行かなかったな、と思ったところでまさかのまさか。
強力なスキルがたくさんあって驚愕している。
例えば来月リリースされるヨーテイのDLC。
発売して1年経つ作品と比較するのも良くないんだが、同じ時点でクリア率は56%。
続編を出す上で大事なことは前作をちゃんとクリアしてもらうこと。
楽しんだ人たちだけが続編を遊ぶことになるからだ。
売り上げ見込みの問題のほかゲーム自体にも問題がある。
クリア後に義経の脅威が去った京都を動けるようになるわけではなく、最終決戦前に戻されてしまう。
本作で一番モヤった部分はこれ。
道狂と巌流との決着編を期待する人は多いと思うが、最終決戦前だとまだ巌流は道狂に導かれていないんです。
ようは最終決戦後の話を最終決戦前にやるという矛盾が起こってしまう。
最終決戦後の世界を用意する必要があり非常に大掛かり。
もしかしたら3週間前倒しになったのは、最後まで(道狂と巌流との決着まで)作るには到底間に合わないことが判明したので義経討伐を一区切りとしてリリースに踏み切ったからなのかもしれません。
宮本武蔵を主人公にしたからには巌流との決着は描くべきだと思うし、製作陣もそれを最終決戦に据えていたと思います。
義経のゆかりの地でもある壇ノ浦も巌流島も山口県下関市の海峡にあるのでなにかしら絡めようとして難航したか。
追加のDLCなら道狂と巌流を掘り下げればいいですが本編クリアが前提になり、続編(鬼武者WS2)を出すなら登場人物が大変。
過去作で信長が登場しており、今作に義経。
これに並ぶ歴史上の人物を選定する必要がある。
私は歴史に詳しくないし歴史物として触れたのは花の慶次くらい。
秀吉、家康を筆頭に前田慶次、伊達政宗、真田幸村、直江兼続が有力だろうか。
ただし後の4名は花の慶次バイアスが強すぎて、他人物と比べてどうだろうかという気はする。
おまけに道狂の正体はかぐや姫でありこちらも日本では超有名人。
DLCなり続編なり、明日のカプコンスポットライトかTGSで発表があることを期待しています。

モンハンライズとのコラボ。
ということは、モンハンに鬼武者がくるはず。
モンハンやってる人はコラボを楽しむためにも鬼武者を遊んでおこう。
それにしても危なかった。
まず発売が3週間前倒しにならなかったら遊ぶことがなかった。
その上でヨーテイのDLCがダークアリズンと接近し、ドグマ2をキャンセルしたので順番が回ってきた。
あと細かいこと言うと盆くらいにSwitch2はまだしばらく見送るという判断したこともたぶん影響している。
Switch2を購入していたらゼノブレイド1、2と千紫万紅に時間を割いていたはずだし、ハードを買ったからには他のソフトにも手を出してしただろう。
そもそも私はリメイク作品にはあまり惹かれないようで、未プレイ作品のリバイバルなんてさらに興味の外。
本来遊ぶはずのなかった作品。
めちゃくちゃ危なかった。
とはいえ素晴らしい作品というはどうやっても巡ってくるものなのかもしれないと思った。
ゴッドオブウォーラグナロク、エルデンリング、クレールオブスキュール33も事前情報は全く見てなくて発売前日とかにたまたま広告とかで知って偶然のように遊んだ作品たちである。


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