【囲碁】棋聖戦開幕! 第1局の封じ手予想など【王将戦も開幕】

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【第1局2日目】第47期棋聖戦挑戦手合七番勝負【一力遼棋聖-芝野虎丸名人】

本日1/12に棋聖戦が開幕しました。
そしては私は出遅れました。

棋聖に名人が挑戦するという頂上決戦に相応しいシリーズ。
昨年、棋聖・名人をそれぞれ井山さんから奪取し、満を持してタイトル戦で初めて相見えることに。

両者負けたくないのは当然として、どっちがより強いかを勝手に推測。

タイトル挑戦は一力棋聖の方がずっと早かったのですが、井山7冠(たぶん)にことごとく跳ね返され、もたもたしているうちに芝野名人が先に名人を獲得。
それからようやく一力棋聖もタイトル戦で勝てるようになっですが、防衛できず無冠に。
芝野名人は王座を一度は防衛するものの、タイトルを増やすことができず防衛も失敗し無冠。
令和3年は両者無冠に。

無冠の期間は、一力棋聖が約3ヶ月、芝野名人が11ヶ月。
無冠になって1年以内に戻ってこれたのはやはり強い証拠。

7大タイトルについては似たような成績の両者ですが、今シリーズ勝ちたい度が強いのは一力棋聖でしょう。

なんといっても防衛できていないという点が大きいかと。
タイトル戦の成功失敗でいうと、名人の5−4ですが棋聖は3ー10と大きく負け越し。

棋聖戦は防衛する側なので失敗すると1年で無冠転落。
是が非でもタイトルを防衛したいところ。

芝野名人は十段戦で挑戦者決定戦まで勝ち上がり、2つ目が視野に。

ちなみに許家元十段も合わせて、この3名が令和三羽烏とこの世代を代表する括りになっています。
この中では許家元十段が7大タイトル獲得が一番早く、昨年は十段防衛と一力棋聖がつまづいているところをあっさりクリアしています。
総合的には許家元十段がちょっと遅れている感じはしますが。

封じ手予想。
著作権的な配慮から盤面は省略。
13−11ノゾキを打ってから上の一子を制したいですが、こんな露骨な手を一力棋聖が選ぶかどうか。
なので、
12−8カカエで。
とにかくこの一子は制しておくべきで、かつ右辺の黒に迫りたいですが、どうでしょうか。

頂上決戦と言いましたが、隣の将棋界は王将戦が藤井ー羽生という歴史的な対局が行われており、棋聖戦に注目している人0人説。
久しぶりに羽生さんの和服姿を見ましたが、全く違和感はありませんでしたし、感慨深い気持ちもあまりなく、在りし日の日常が戻ってきたという感じでした。
これが最初で最後だとは思わず、これから何度も戦う両者だと思って私は王将戦を見守ることにしています。(将棋の内容はさっぱり)

藤井五冠がどれくらいすごいかを囲碁で例えるなら、日本囲碁界に申眞諝九段がいるような感じでしょうか。
番勝負で勝てそうな人いないでしょ、そんなイメージ。

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