封じ手局面
左下が非常に難解。
セキかコウかは分かるんですが、損得だったり形勢判断だったりが分かりません。
黒は左辺に向かったので、あまり戦果がないと判断したのかもしれません。
無条件では取れないし(取られもしない)、セキだと後手かなと。
取っても黒は14目で白は20目(たぶん)とまだ価値は低いといえば確かにそう。
(コウなので1手の価値は1/3)
取るか取られるかだと大きいですが、セキもありますので。
封じ手予想
受けとかないとハネ出されて中央がすごいことになりそうです。
ただこういうわかりやすい手では白の勝機が遠ざかるだけな感じなので、少し意表をついてくるかもしれません。
一度コウを取って様子見もあり。
封じ手ならではの勝負術でしょうか。
第5局でも言いましたが、芝野挑戦者がこういう封じ手を好むかどうか。
すぐに勝負が決まる感じではありませんが、長く打てばいいというわけではありませんので白はどこかでポイントを上げる必要がありそうです。
ただ黒は全体的に厚いので簡単には乱れそうにありません。
加えて黒は本因坊文裕ですし。
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