【囲碁】11月第4週、棋聖戦挑戦者決定戦と先週の振り返り【名人リーグ・群遊】

【11/21】

【第2局】第47期棋聖戦挑戦者決定トーナメント変則三番勝負【芝野虎丸名人 vs 山下敬吾九段】

第1局は山下九段が勝ってイーブンに。

変則三番勝負ですが、S級1位に1勝のアドバンテージがあるので最大2局で決着します。

現在の方式になって過去7期、全てS級1位が挑戦者になっています。

今回、ついに下剋上が成されるか注目です。

初の一力−芝野も楽しみですが、平成四天王の復活も個人的にはアツいのでここは一つ山下九段をやや応援ということで。

【先週の振り返り】

・名人リーグ予選決勝

先週はなんといっても、張栩九段の名人リーグ復帰でしょうか。

囲碁将棋TV -朝日新聞社-でまさかの中継に驚きましたが、見守ることができてよかったです。(この日はずっと自宅にいた)

本因坊リーグは決勝で負けてしまったので一安心と。

リーグ戦は中継されるのでチャンネル登録をしておきましょう。

富士田七段は本因坊リーグに続き名人リーグにも在籍することに。

一方、伊田九段は本因坊リーグに続き決勝敗退と辛い。

その間が張栩九段と。

まあ、勝っている人たちならでは明暗ということでしょうか。

伊田九段は天元戦がありますので「暗」と断言するには早いですが。

天元戦第4局は12/2です。

・王座戦

王座戦は井山王座が3−0のストレート防衛。

挑戦者の余正麒八段は春の十段戦に続きストレート敗退と大舞台に弱い印象がついたかも。

王座戦が決着したので年内のタイトル戦は天元戦のみとなり、一年の終わりを感じます。

・群遊2022

群遊2022【プロ棋士団体戦】大盤解説

※通信環境があまり良くないです

団体戦のイベントが行われました。

非公式の対局でイマイチどういう感じなのかわからなかったのですが、実際はめちゃくちゃ面白い内容でした。

石田九段や武宮九段の真剣勝負をみられるのは貴重だし、単なる記念対局ではなくしっかりした内容だったことが良かったです。

要所で甘くなったり抜けがあったりは仕方ないのかもしれませんが、70歳過ぎてもしっかり考えていますし、検討でちゃんと意見を言えるのはすごいこと。

碁に対して真剣にやって実績を残してきたからこそだと思います。

が。

残念だったところもあり。

中継の通信状態が悪過ぎたところがもったいない。

非公式なので難しいところがあると思いますが、来年も行われるなら改善を検討していただけたらと。

イベントの内容としては文句なしによかったです。

優勝がレジェンドチームというのが結果としてもすばらしく、オチとしても面白かったです。

ただレジェンドチームの編成について来年は趙治勲・小林光一をぜひ。

結城・張栩は別チームを結成してください。

 

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