この週末は私の住む宇部市で将棋の竜王戦が行われました。
藤井聡太三冠が3-0と奪取に王手をかけている状況でなので全国から人が押し寄せていたかと思います。
会場はごく近所(徒歩圏内)で毎週土曜のルーティンとなっている三平ラーメンには長蛇の列が。
いつもなら平気で並ぶのですが、さすがに今回は諦めました。
囲碁のタイトル戦がこんな近所で行われていたらいったのですが。
こんな注目対局を招聘できたのは、宇部市が今年で市制100周年の節目だったからだと。
たしか将棋連盟は創立100周年事業計画を進めているので、その縁ではないかと予想。
【11/16】
【第2局】第47期天元戦挑戦手合五番勝負【一力遼天元-関航太郎七段】
およそ40日ぶりの第2局。
第1局の感触がお互い残っているのでしょうか。
名人戦で敗れ、LG杯で敗れと大きな舞台に立つゆえに負けが目立ってしまいますが、本因坊リーグでは許家元十段を下して2連勝と挑戦者候補キープ。
決して不調ではありませんので。
対する関航太郎七段はこのチャンスを逃してはいけません。
他棋戦の成績を鑑みるにいつでもタイトル戦に出られる位置にはいませんのでここを逃すと次はいつになるか。
逆にこれをモノにできればトップ集団に入れるきっかけにできるかもしれません。
棋士人生の最重要ポイントだと思います。
【11/19】
【第3局】第69期王座戦挑戦手合五番勝負【芝野虎丸王座-井山裕太棋聖】
不調と思われた芝野王座が第2局を制して1-1と戻しました。
芝野王座としては珍しい長考(持ち時間3時間のうち1時間50分)でしたが、見事な判断でした。
これで流れをつかめるほど相手は易しくないですが、持ち直せたのではないでしょうか。
戦前は3連敗もあり得る雰囲気でしたから。
【11/20】
【1・2回戦】第16回広島アルミ杯・若鯉戦
出場資格は30歳以下・七段以下の棋士。
新人王戦が予選開催年の8月1日時点で25歳以下、六段以下なので一回り強い棋士が登場します。
六浦七段や大西竜平七段にくわえ天元戦挑戦中の関航太郎七段もいます。
他にもいますが予選で負けてます。
予選があまり平等とは思えないので一回戦二回戦のくじ運大事です。
【11/21】
【準決勝・決勝】第16回広島アルミ杯・若鯉戦
ここまで上がればくじ運は関係ないでしょう。
そもそも優勝目指しているんだから誰とあたっても関係ないって言われたら、そうですかとしか言えませんけど。
ところで十段戦本戦で藤沢里菜五段が孫七段に勝って本当にすごいなと思ったのですが、昨年の若鯉戦の決勝ですでに勝ってたんですね。
すごいですけど驚いちゃ失礼でした。
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