【囲碁】10月上旬の対局中継と関航太郎七段

今月さっそく遅れての中継紹介。

【10/2】
【決勝】第28期阿含・桐山杯【井山裕太桐山杯-許家元十段】

すでに終わった対局紹介からという体たらくぶり。

対局前は井山さんの連覇だろうなと思っていましたが、その2日前の棋聖戦決勝トーナメント(芝野・孫戦)の解説に許家元十段が登場。
詳細な解説とサービス精神をみてしまっては応援したくなりました。

ネタバレしてしまいますが、許家元十段が見事勝利して阿含・桐山杯初優勝。
内容もよかったと思います。
最近は負けたら終わりという対局にめっぽう強い井山四冠を負かしたことがすごい・・・としか言えません。

許家元十段は一力・芝野と並んで令和三羽烏と呼ばれていて、打倒井山の先頭集団にいます。
今年は十段を獲ったものの、それ以降はタイトル戦の出場がなく、物足りないところでしたがここでしっかり存在を見せつけることができました。

【10/5】
【第1局】第47期天元戦挑戦手合五番勝負【一力遼天元-関航太郎七段】

一力天元の防衛戦が始まり、名人戦とのダブルタイトル戦に突入。

対する関航太郎七段は新鋭中の新鋭。
失礼な言い方になりますが、ダークホース。

名前は聞き覚えがあるという程度で成績として目立った印象はありませんでした。
それもそのはず、まだ入段4年足らずで、タイトル挑戦者の最年少記録です。

昨年は新人王戦でも優勝しており、新人の内に見事卒業。
入段が16歳と特に若いわけではありませんでしたが、それ以降は着実にキャリアを重ねているようです。

ただメディア受けしないとニュースにならないところが業界の闇。
藤沢さんや上野さんよりも遥かにすごいことやってますので、囲碁界だけは贔屓なしに取り上げて欲しいです。

・・・

そう思うなら、対局当日時に記事を上げないでもっと早く余裕をもって、より濃い内容にしたらどうかと自分に問いかけてみる。
今回の紹介は実質1局と手抜きすぎ。

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