【囲碁】10月2週目、女性棋士多め

【10/7】
第47期名人戦最終予選1回戦【趙治勲名誉名人-謝依旻七段】

現在、女性棋士として藤沢さん上野さんが中心となっていますが、私の世代は謝依旻七段。
女流棋戦のタイトルを総なめにしていた時期もあり、無双すぎて盛り上がらなかったくらい。(個人の感想)
女流棋戦のタイトルから離れてしまっていますが、返り咲いて欲しい棋士の一人。

ちなみに謝依旻さんは女流枠ではなく一般枠での入段なのでそのときから男性棋士と渡りあってきています。

一方、趙治勲は説明不要・・・というか要点が分かりません。
最近の成績を確認して驚いた。
趙治勲がここまで成績を落とすことになるとは、私が碁を始めた20年くらい前では想像もしていませんでした。
むしろずっとタイトル争いのグループにいるものだと。

実績は抜群ではありますが、現役である以上、過去の成績を称えるだけでは寂しい限り。
まずは名人リーグ復帰を。

【10/8】
【第2局】第40期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負【藤沢里菜女流本因坊-星合志保三段】

第1局は星合三段の好局でしたが、最後のヨセで藤沢女流本因坊が力を発揮して半目勝負を制しました。
盤面だけ見れば地の囲いあいのような模様でしたが、ヨセが非常に難解でした。
解説を聞いた感じ、藤沢女流本因坊のヨセが恐ろしいほど正確だったように思います。

ヨセ勝負なら負けないという雰囲気。
先日は棋聖戦で勝ってCリーグの残留を決め好調増々。

星合三段はこの明らかに格上の相手にどう戦うか。
具体的な作戦、戦略が必要になるかと思いますが、私は素人。
対藤沢だけの勉強を。

【10/9】
【第2局】第46期新人王戦決勝三番勝負【上野愛咲美四段-外柳是聞三段】

三番勝負なので上野さんは後がありません。
外柳三段も年齢的に後がありませんので最後は勝ちたい。

ところで上野さんの今年の成績が41-20とすでに61局とすごいことに。
女流棋戦も含めての数とはいえ、謝依旻七段、藤沢里菜女流本因坊が40局くらいなので明らかにどこかおかしい。
どこで20局も稼いでいるのか不思議です。

同門・同年齢でプロデビューが後輩の関航太郎七段が天元戦に登場(第1局勝利!)しており、上野さんとしては大きな発奮材料になったのではないかと思います。
関七段は昨年の新人王です。

井山・一力は見飽きたよって方は今週ゆっくりと楽しんでください。

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