発売から2週間ほどでクリアできました。
プレイ時間は100時間ほど。
ボリュームはツシマの方があったように感じましたが、システムや操作、探索など一度馴染んだものだったというのが感覚として大きいと思います。
ツシマ未プレイの人はこれから時間をかけてじっくり。(それかサブや探索をせずに本編をサクッとか)
プレイ時間についてはサブクエをやる性分かどうか、個人差があると思います。
私は100時間ほどでしたがサブクエ無視したら50時間もかからなかったんじゃないかと。

個人的にトロコンで一番苦労したのが及び腰。
最終決戦の告知が出てから確認したので時すでに遅し、敵がいない。
先にラスボス倒してから3日に分けて達成。
シークレットの快刀乱麻は時間切れとしてネットでカンニングしました。(2つ取りこぼし)
開放はせめて自力で。
私的ゲーム評価90点
アクション、グラフィック、ストーリー、世界観全てが高水準に仕上がっていると思うのでこの点数で。
サブキャラの掘り下げがもう少しあるか、ストーリーに絡んでくれたら99点がついたかも。
(銭弾きの銭が消えるバグがあったので1点は譲れない)
ただしこれはPS5Proだからこその評価になります。
レイトレプロの恩恵が凄まじく、これがなければ80点くらいの印象に下がってしまったと思います。
PS5でのプレイ実況を少しだけ視聴しましたが、最新作のゲームというには物足りない。
ワイルズでProの恩恵は十分に味わっていると思いましたが、ヨーテイは格別。

おそらく100連敗はしたであろう武蔵についに一矢。(マジで一矢だけ)
そして表示された獲得トロフィーとパーセンテージ。
達成感と興奮で混乱したのか74%というが私の達成率ではなく全プレイヤーの獲得率だと思いショックを受ける。
チュートリアルレベルの達成率を疑わず、わりと翌日まで何かヒントを見逃したのか引きずった。
実際は当時16%ほど。
ツシマが素晴らしかったため反転評価を受けるかもしれませんが、ヨーテイ自体も素晴らしい作品です。
ゲームボリュームについては、ツシマよりダウンしているかもしれませんが(印象だけかも)私はこのくらいでいいと思っています。
私は2週間で100時間ほど遊びましたが、正直これだけ遊べる人はかなり少ないはずです。
実際は別に用事ができて2、3日遊べなかった日があったのでなおさら。
大半の人はは1日1、2時間くらいじゃないかと思うので、まだ中盤に差し掛かったあたりかと。
私がクリアした時点で全体のクリアした割合は16%ほど。
難易度については普通でやったのでその感想にはなりますが、易しい部類に入ると思います。
これはヌルゲーというよりはキャラ操作や物語が明瞭であることが大きいです。
要するにいろいろ分かり易い。
ツシマをクリア済み人はなおさらかと思います。
本作品はやり込み要素や周回プレイというのがありません。
クリア後により強敵が出現するとかデータを引き継いでの2周目というのがなく、クリアしたらそこで終わりです。
優勝して引退みたいな感じでしょうか、私は経験したことありませんが。
そこには潔さもあれば余韻に浸りたいという気持ちもあって評価は分かれるところだと思います。
私にとって今作の期待は、ツシマのシステムでもう一度冒険ができるという点。
新しい拠点攻略や強敵との対峙。
続編というのはこういう期待が大きいのではないでしょうか。
ツシマと比較して目新しい要素は少なかった点や拠点攻略がだいたい似たようなパターンになってしまったのは完成度の高さ故かと。(ツシマも終盤はそんな感じだった)
ラスボスを討ったときの達成感が薄かったのは、それどころではなかったということもある。
それよりも篤の復讐の火が消えたことをプレイヤーも感じ取れたからではないだろうか。
復讐を果たすことが達成ではなくなっていたのだった。
ツシマのような劇的な最後ではなく、陽が落ちるような終劇に戸惑ったプレイヤーもいたかと思う。
篤の心境の変化については強い決意が感じられ、殺し殺され、恨み恨まれの日々を生きる中で最後に到達した心境は優しく穏やかなものでした。
それでも私は今作の終わり方は受け入れがいと感じている。(否定派)
今作は馬は死ななかったが弟は死ぬ、それも最後の最後で落胆することになった。
罪滅ぼしで同伴してきたお雪が犠牲になったほうがまとまったのではないか。
狼はなんで最後に来てくれなかったのか。
そんなことを考えつつ半年後、大敵去ったあと怨霊を疎ましく思う風潮もなく平穏に新たな人生が始まっていた。
主人公視点で言えば前作とは比較にならないほどの平和を取り戻せています。
これでもかというほどのハッピーエンドに違いないはずなのに、どうしてか幸せの余韻に浸かれない。
虚無感を抱きつつも90点をつけたのは私が感じた違和感を圧倒するほどクオリティーの高さがあったからです。
ゲームシステムや操作性、バランス等やはり傑作と言わざるを得ません。
私が最後の最後で落胆させられたからといって、物語が破綻してることもなく十分あり得る流れ。
これだけで60点、70点とはなりません。
冒頭で述べたようにサブキャラ周りでもうひとつあればよかったかも、と思う程度。
人によっては武蔵以上の強敵だったりを望むかもしれませんが、どちらにせよ何かあと一歩…が何だろう?

何度が再起動を繰り返しその度に失った序盤の約1000文は痛すぎて、銭が消えるバグだけはどうしても許し難い。
個人的なゲームオブザイヤーはエクペディション33といい勝負。
字幕や吹き替えの部分で私はヨーテイかな。
と考えたところで私がヨーテイを楽しんだにもかかわらず素直に喜べない理由がわかった気がしました。
簡単にいうと、期待値が高すぎた。
個人的には100点は昨今だとゴッドオブウォーラグナロク。
ヨーテイも同様、クリアした瞬間に理屈抜きで100点と思える作品であることを期待していたようです。
最後に落胆してしまったことで、それを思うことができなかった、たぶんそんな気がします。
そうは言っても来年に予定されているDLCに期待しつつ、ツシマの壱岐島のような拡張DLCにも期待しています。
ただ次回作のゴーストは大きな変化が必要かな。

ゴールデンカムイで見たやつ!
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