【ワイルドハーツ】プレイ時間７０時間弱、クリア後レビュー【山あり深い谷あり】

ワイルドハーツをクリアしたので感想など。

■良かった点
・作られた世界観
・程よいボリュームと難易度
・楽しいマルチ

■悪かった点
・獣の挙動
・バグの多さ
・カメラ性能
・操作性
・エンディング後

ざっとあげると以上。
良かった点としては、シンプルに楽しい。
ボリュームたっぷりではないですが、社会人にとってはこのくらいで十分かと思います。
１ヶ月に１００時間とか遊べる人はおそらくゲーム好きでも少数派かと。
ソロの難易度はやや高めですが、カラクリ操作になれたら高めの難易度も楽しめるようになります。
マルチはとにかく気楽にやれて楽しかったです。

もっと流行ってもいいと思うのですが、これから話す悪かった点が悪すぎてプレイヤーの評価を損ねてしまったと思います。
まず獣の挙動についてですが、ディレイ攻撃はいいとしてホーミング性能が強すぎます。
被弾を防ぐための早逃げがほぼ無意味で、カラクリで防ぐかフレーム回避を要求されます。
そのため獣のターンが長くなりがちに。
また移動は体力基準のようで、最初のエリアで一気に討伐できない仕様は気持ちよくありません。

バグの多さは異常。（私が遊んできたゲームのクオリティが異常に高かった可能性あり）
音声が消えるバグとカットシーンが早送りされるバグで一度やめようかと思ったくらい。
マッチングしなかったときに操作不能になるバグは最初どうしていいかわからず焦りました。
そしてクリア後の澱み深きをやらずにやめたのもこのバグで気持ちが切れたからで、私にとってはこれが介錯となりました。

バグかはわかりませんが、連結を組む途中に、ここには置けませんとなるやつをどうにかしてほしい。
明らかに障害物があったり地形がデコボコしていたらわかるのですが、そんな感じではありませんでしたし。

カメラ性能と操作性については、最初から作り直すべきクオリティではないかと思います。
簡単なところで言うと、とにかくカメラが近いです。
私は槌（ハンマー）で遊んだのですが、背負っている武器がデカいのでほぼ前方が見えません。
たまにバグって引きの状態になったときはすごく快適でした。

バグが多くてカメラ性能が悪くて操作性に満足できるはずもなく。

それでもどうにかこうにかクリアしたものの、クリア後が酷い！
せっかくクリアまで遊んでくれたプレイヤーの心を折る仕様に。
やり込んで欲しくないのかと思う内容。

私は澱み深きを一体も討伐できずにリタイヤしたので軽傷でしたが。

不満だったエリア移動をしないのはいいのですが狭く障害物の多く、ただの嫌がらせ。
ソロの１落ちはやってて楽しくないです。
マルチは楽しいので遊ぶ気になるのですが、上述したようにマッチングバグが多くて心が折れました。
だいぶ慣れてきてあと何回かで討伐できそうだなと手応えを感じた矢先のバグ頻発は介錯されるには十分です。

ネットで確認したところ、クリア後の強化個体を討伐しても特に装備が増えるわけでも強化されるわけでもない模様。
モンハンでいう重ね着装備は、素材が本装備よりも高級と意味不明。
やり込み要素なしの狩りゲーと思えば斬新とも言えますが。

良かった点として程よいボリュームをあげましたが、悪く言えばこのクオリティでこれ以上続くのはキツイ意味も。
エルデンリングやゴッドオブウォーは終わりを予感すると寂しくなったものですが。

クリア後が酷いという話でしたが、実はクリア直前もひどかった。
アマツオロチはラストにふさわしい迫力と四季の演出が見事で、ここまでやってよかったと思えたのですが・・・。