【囲碁】勝負は佳境、名人戦第6局【井山のカド番】

【10/24】
【名人戦独占中継】井山裕太名人ー芝野虎丸九段、1日目【第47期囲碁名人戦第6局】
【10/25】
【名人戦独占中継】井山裕太名人ー芝野虎丸九段、2日目【第47期囲碁名人戦第6局】

名人戦はいよいよ大詰め。

1勝3敗と追い込まれた名人でしたが第5局を内容的にも「らしさ」をみせての勝利。

続いて王座戦も序盤で解説者が疑問視する進行を選んで苦しむものの巻き返しての勝利と勝負勘も戻ってきたように思います。

言うまでもありませんが、序盤の疑問の進行についてはAIの数値がなければ私は相場かと思ってしまったでしょう。

新聞解説で来ていた張栩九段はソフトのない環境での検討で悪いと断言していたのでプロ間ではわかりやすくやり損なっていたんだと思います。

AIの数値を知っていても理解できないアマとAIがなくても盤上を把握できるプロの対比を感じました。

形成が傾いたと言っても目数にして3目程度で、逆転してからも半目勝負がずっと続いていたので、アマチュアが理解できる内容ではないんですが。

王座戦の話は置いといて・・・。

井山名人が復活の一方、芝野虎丸挑戦者はというと間に2局打って両方勝っているので第5局で調子を落としたということはなさそうです。

両者のコンディションが整った状態でのアツい戦いに期待しています。(解説陣が唸るような内容)

そして今局の注目は。

ちょっと前にもいいましたが、新聞解説の一力棋聖。

北國新聞の記者(次期社長候補)が朝日新聞の記者に助言するという平和な図に注目です。

YouTube解説にも登場するはずなので解説にも期待。

井山・虎丸の対局を堂々と解説できるのは現状だと一力棋聖を置いて他にはいないでしょう。

 

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