盛り上がりそうで盛り上がらに囲碁界の話。
１１月もYouTubeでの配信がわりとありますのでご紹介。
１１/６（金）
王座戦第２局
芝野王座先勝で迎える第２局です。
私の中では挑戦者決定戦で張栩九段が敗退して今年の王座戦は終了しています。
準決で井山棋聖を破ったときはアツいものがありましたが・・・残念です。
碁聖戦でも挑戦者決定戦で負けて、他棋戦でもやれそうでやれないシーズンとなっています。
王座戦なのに張栩九段の話になっています。
張栩九段にしてみれば自分の成績よりも娘の心澄さんの方に気を揉んでいるかもしれません。（デビュー以来５戦５敗らしい）
１１/７（土）
女流本因坊戦第３局
第２局が日曜日で第３局、第４局が土曜日に行われるので観戦しやすく、楽しみにしている人が多いと思います。
平日対局の場合は昼から開始して夕方夜に中盤を迎えるくらいだとネタバレがなくて楽しめるのですが。
ただ日曜日はNHK杯のネタバレコメントで荒れるので避けて欲しいなと。
正直に言いますが、私はネタバレコメントをした人は即ブロックしています。
それが嘘でも匂わせでもお構いなしで。
対局に関しては上野女流本因坊が強い印象です。
単に読めるだけではなく判断力に優れているように思います。
藤沢里菜さんは上野女流本因坊の厚い碁形に手を焼いているような、攻めを恐れているような気遅れを感じますが、私の勝手な想像ですので。
藤沢里菜さんが勝て最終局は１１/２５です。
１１/１２（木）
関西オープントーナメント２０２０
参加資格の限られた棋戦のようだったので気にしてませんでしたが、確認したら井山棋聖が出場するじゃないですか。
特設サイトはこちら
参加人数が少ないのにオープン戦とはどういうことかと思ったら、中継されるのが一番上のクラスだけで裾野の広い棋戦でした。
参加辞退者がいることが気になりますが・・・まあそれもオープンということで。
あとアマチュアの賞金が大幅ダウンするのは面白くないかな。
プロテストも兼ねているとかならやりがいもあるでしょうに。
まあ、今のところ平日ですし注目度は低め。
１１/１７（火）
王座戦第３局
あまり熱が入らない第２局が終わっていない段階で第３局に何か想いがあるはずもなく・・・。
張栩九段負けて終わっちゃった気分なのは間違いないんですが、熱が下がる心当たりがありました。
三星火災杯。
日本勢はあまり勝てずに終わったのはいいとして・・・よくないんですが。
ひとり気を吐いたのが一力碁聖。
１つでも勝つのが大変だろうし、ベスト８を批判するつもりはありません。
が、ちょっと喜びすぎじゃないかって思いまして。
豊玉高校の監督が言っていた。※豊玉高校の理事長でした。
ベスト８じゃマスコミが扱ってくれないと。
現に全くニュースになりませんでしたが。
タイトル戦の合間に国際棋戦が行われるので、そのたびに日本の敗退を聞くわけです。
そりゃ盛り上がるわけないですよね。
１１/２１（土）
広島アルミ杯・若鯉戦
出場資格のある若手棋戦です。
本命がはっきりしていなくても、女流棋士がどこまで進めるのかという点だけでも見どころがはっきりしているのでわりと楽しめます。
女流棋士が敗退したら一気に下がるんでしょうが・・・。
その場合は解説に登場してくれることを期待しましょう。
天元戦第３局は１１/２７にありますが、こちらはYouTubeでの配信はありません。
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