芝野名人の1勝2敗で迎えた第4局。
ここで勝って3番勝負に戻せるか負けてカド番に立つかでは大違いで、それは挑戦者も同じ。
接戦になるか傾くか、大事な1局です。(大事じゃない1局なんてないという話はここではナシ)
2局、3局と井山挑戦者の巧みな粘りが印象的です。
一手間違えたら許さないというのは、人対人ならではの勝負術でしょうか。
第2局は見事逆転し第3局は及びませんでしたが、負けて尚強しの一言。
封じ手局面。
芝野名人には珍しい大長考の1時間41分。
これだけ考えたのだから相当先まで見通していると思えそうですが、1時間を超えたら考えているのではなく迷っているというのはよく聞く話。
パッと見は白がいいとは思えず、ただ何かうまい手がありそうな感じもしますが、そういうときってうまい手がなければ絶望的ってことでもあるんですよね。
・・・そんなわけで予想はここ。
こういう手を嫌う人もいるかと思いますが、勝負優先で。
時間のある方は日本棋院囲碁チャンネルで対局の様子をお楽しみください。
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