【囲碁】名人戦開幕と碁聖戦最終局【覇権争いは第2ラウンドへ】

【8/26】
【第1局1日目】第46期名人戦挑戦手合七番勝負【井山裕太名人-一力遼天元】

最近勝ちまくっている一力二冠ですが、最後に立ちはだかるのが井山裕太というのがこの10年くらいのパターン。
一気に天下を取るかと思われた芝野虎丸王座も昨年の名人と今年の本因坊戦で苦杯を喫することに。

その芝野王座への挑戦まであと1勝でさらに棋聖戦も挑戦者まであと1勝(1敗が許されるアドバンテージもある)という状況で、順調に行けば自身の天元防衛戦と合わせて5タイトル連続出場となります。
ただこの流れでタイトル増やせないとかなり辛いものがありますが。

ちなみに個人的には王座戦は張栩九段を応援しています。(井山、一力を連破してからの虎丸というこの上ない難関)

2日目のリンクも貼っておきます。
【第1局2日目】第46期名人戦挑戦手合七番勝負【井山裕太名人-一力遼天元】

【8/29】

第46期碁聖戦挑戦手合五番勝負第5局【一力遼碁聖-井山裕太棋聖】

名人戦第1局から中一日。
過密日程ですが同一カードなので公平と。
一力碁聖が絶好調だったので第4局で防衛を決めるかと思いましたが、わりと早い段階で形勢を損ねてしまった印象。
他の棋士にはない手応えをどう捉えるか。

井山棋聖が本因坊戦に続きカド番の強さを見せた格好となりました。

名人戦の結果が大きく影響しそうな感じではあります。
少なくとも素人の観戦者目線では。

【9/10】
【準決勝】第6回扇興杯女流最強戦

すこし先の話ですが、こちらは女性棋士の覇権争いです。
うまいことこの4人が残ったなと。

今月の頭に2回戦の中継があって、まだ大一番という感じではないのに中継かと、すこし不思議な感じがしていましたが、この棋戦はベスト4まで上がると国際棋戦のSENKO CUPの出場権を得られるようで実は大一番でした。
日本からは5名選出で、あと1名の決め方は不明です。
ただ日本からは5名で中韓台は各1名というのは、日本主催とはいえ偏りすぎでは。
しかも結果は過去3回、中国の於之瑩六段の3連破。
ほぼ1回戦負けで決勝に進めていないのは日本だけで酷い有様と言わざるを得ません。

近年、女性棋士は一般棋戦での活躍が目立つようですが、実のところは活躍したときだけ目立つように取り上げているだけで、それほど大きく変わっていないのではないかというのが私の実感。
中韓の女性棋士が日本の一般棋戦に出たらすぐにでも結果を出しそうな気がします。

小声で雑言を吐いて終わります。

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