【11/14】
10月は国際棋戦がいくつか行われましたが、日本はいいとこなし。
三星火災杯では仲邑菫三段が勝利して話題になりましたが、崔精九段の決勝進出に全部持っていかれたかと。
明日のLG杯は日本の希望、芝野虎丸九段が登場。(農心杯の出番も近いかと)
相手の楊鼎新九段は前回準優勝と難敵。
名人獲得してからも負けていないものの獲得後の大きな対局です。
日本の名人でも国際棋戦だとすぐ負けちゃうのかという印象にならないためにも大事な1局。
勝てばたぶん中1日で準決勝が行われますので、ここは連勝して日本の名人ぶりをみせてほしいです。(表記は九段ですが)
このあとは棋聖戦の挑戦者決定戦と農心杯が続き、日本の囲碁界は虎丸を中心に動くことになるかもしれません。(期待)
【11/14】
第2局から約1ヶ月ぶり。
AIの数値だけみると最後の最後に逆転したように見えますが、単にセキの計算ができていなかっただけ。
これはAIはバグったのではなく、そもそも中国ルールでプログラムされているので仕様とのことですが、最後はちゃんと黒勝ち判定になっていたのでどういう理屈かは不明です。
ただ実際は問題のセキができた前後のコウ争いで黒が逆転したようで、白のリードしていた時間は長かったようです。
AIの評価と自分の形成判断や計算がズレるので、強い人ほどモヤモヤした終盤だったのではないでしょうか。
怪しい形勢を逆転した伊田挑戦者にとっては大きな1勝。
第2局から本局まで、伊田九段は溝上九段、羽根直樹九段を下し連勝中。
一方、関天元は対局なしと厳しい雰囲気に。(対局がつかないのは勝てていない証拠でもある)
名人戦や農心杯、湖盤杯などの影に隠れていた印象の天元戦ですが、これからは近年珍しい組み合わせのタイトル争いを楽しみましょう。
LG杯とかぶりましたが。
【11/17】
【11/18】
第2局を井山王座が半目制して2連勝。
名人戦敗退を引きずることなくしっかり勝ちました。
最近の井山さんは不調なのか普段通りなのかわからなくなってきていて、目の前の対局だけに集中しているような、もっと先を見ているような不思議な印象があります。
既視感。
雰囲気が羽生さんに似てきたなと。(2人とも会ったことないけど)
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